木製機工作法
2000.3.8更新

飛行機設計に関する情報や書籍は意外に多いですが、工作に関するそれは極めて 少なく、木製機となれば殆ど無いのが現状です。
日本では航空機に関与する人口が少ないこと、ましてや木製機製造に携わること は殆どありえない訳で、そんな情報など必要無いと言ってしまえばそれまでです が。
小美濃は学生時代に、木村、堀越、内藤、谷、久世、佐貫・・、各先生方という 航空会の大御所方にお教えいただく幸運に恵まれましたが、現場寄りのノウハウ は内藤(子)先生の物作り前提の講義を除くとあまり得られませんでした。
自作マニヤの石塚さんの格納庫に押しかけ弟子入りした時と、学校の格納庫お抱 えの飛行機大工「富さん」の仕事を盗み見した頃の方が、このテーマに関してはむしろ身になっている気がし ます。
この項はそんな経験談を少しずつ書き加えて行くつもりですので、よろしくお付 き合いください。
間違いや極端過ぎる書き込みに対しては。どしどしご発言、ご忠告をよろしくお 願い致します。


製材の保管と乾燥(98.4.1)
木材の区分、使用区分(98.4.14)
木材の欠陥用語と限度(98.4.29)
木取りと加工(工事中)

工作の勘所
スカーフ継ぎ(99.2.21)
スカーフ継ぎ2(99.2.25)
釘抜きはニッパーで(99.2.27)
スクレーパ(99.3.2)
クロモリの溶接(99.3.11)
リブの製作(99.3.18)
接着(99.3.22)

設計の勘所
挫屈(99.2.21)
壊れた部材は2倍(99.2.24)
フロートの設計目安(99.2.26)
翼端形状(99.2.28)
上反角(99.3.4)
応力計算(99.3.13)
単座プロペラ機の重量配分の目安(99.5.27)
外板の板厚(99.6.9)
軽減孔(99.8.11)
結合ボルトに生じる荷重集中(99.10.6)
レバーの横挫屈(2000.3.8)