桁のフランジやロンジロン等、主要部材の太さは算出しますが、トラス組み、 補助部材は細かな計算を省略する事があります。ただ、主要部材より必ず細いはず、 といった代々伝わる決まりごとみたいもので判断して大きなミスをしないようにします。
軽減孔は部材巾の3/5とか、引っ張り部材中心の構造にしろ、 圧縮のかかる部材はできるだけ短く(L<15D)するとか、ピンにかかる力の分散(D=3t)とかあります. 部材に対するガセットの大きさなんかは,全くもって経験値の申し送りですね.
基本設計まで話が戻っちゃいますが,
単桁Dボックスの付け根の設計は難しい!!手を出すな!! なんてのもありましたね。
内藤子生先生の授業中、セスナの話になって、主脚の付け根と飛行支柱、 前桁を直線的に一致させ軽量化を達成させたのはうまい設計だ!! と言っていたのが印象的でした。(応力計算では見出せない設計の意)