挫屈

内藤子生先生のオイラー挫屈の話です。
挫屈を生じさせぬ為には、長さと慣性モーメントの比率を妥当値に押さえる必要があります。

長柱の外寸、外径(角でも丸でも)dとその長さLとの関係は、ざっくり、

荷重大(脚等)  L=8d
普通荷重  L=15d
荷重小(操縦系等)  L=24d

までが妥当だそうです。
パイプ等中空の場合、さらに約1.5倍まで許されます。 (詳細計算は設計が煮詰まってからせよ)

面白いのは、普通荷重の比(L=15d)は、家屋の4寸角6尺の柱に相当します。