足立英三郎先生の講義だったかと思います。
たしか、水上機「強風?」のフロートを設計担当されて、試作機の支柱を着水時に折ってしまったといってました。
面白かったのはその対応です。
「壊れた部材は2倍にしろ」ということで、支柱断面積を2倍に設計変更して完了したとのことでした。
一応、理屈あります。間違えて記憶しているかもしれませんが、おおむねこんな感じです。
強度計算をしてるにもかかわらず壊れたのだから、ちょうど破壊したはず。3割程強度を上げれば大丈夫。
ただ安全率1.5を食って壊れたからこの分も追加する必要あり。よって1.3かける1.5は約2倍。ということ。
※足立英三郎先生の御名前を間違えて記載しました.大変失礼致しました. 又,ご指摘の佐藤様ありがとうございました.