上反角

上反角の働きについての解説は多いですが、最適値を導いてくれる文献は少ないですね。

三木鐡夫先生の解説です。
「上反角は横滑り安定に対し有効であるが、7度以上にすることは殆どない」

先生は低翼機で常用CLが小の場合で説明されていますが、何であれ、7度以下に最適値があるって言い切っちゃってますね。
先生の解説はいつも突然数字が出てくるので、とても頼りにさせて頂いてます。 (「フロートの設計目安」も同様)
計算嫌いの小美濃にとっては貴重な「巻き物」・・・。