八尾2000.1.8

大阪、八尾空港に山村さんの所有する、アエロスパシアル(フランス)製の「ソカタTB21」に乗せていただきました。
八尾空港をあとに、日本海の鳥取空港、四国の高松空港、瀬戸内海の島々の上空を探索、そして八尾空港に戻るという、大型のフライトでした。 その様子を紹介させて頂きます。



はねあげ式のドアが「カッコイイ」ソカタTB21。前2座、後ろ3座で計5名乗れます。



エンジンはライカミングTIO-540AB1AD ターボ仕様の250馬力です。
プロペラはハーツェルの可変ピッチ(エアインテークにリンクが見えます)で、着氷防止装置(スピナーとブレードの隙間から覗くパイプ)も装備してます。



メインギヤです。なんと引き込み脚です。



フラップの「踏むな!」は分かり易いですね。



コックピットです。左から速度、水平儀、高度、VOR。左下から傾斜、昇降、ADFです。
副操縦士側の計器は左にオフセットされています。青レバーはピッチ?
エレベータトリムの後ろには、ラダートリムがありました。



八尾空港を滑走開始です。操縦は汐先さん、右には山村さんがサポートします。



離陸直後、右に駐機場が見えます。八尾空港は誘導路と、2本の滑走路を備えた、クラブ空港では最大級です。



目的地を鳥取に定め、高度約1000ftで飛行してます。淀川の河口が見えてきました。
白く見えるのは全動の水平尾翼です。



ポートタワーでしょうか。



神戸三宮のドックで潜水艦発見。撮影禁止だったかな!!



一面どんよりと低い雲。僅かに見える青空を突いて上昇開始。高度8000ft以上で雲の上に出ました。



日本海側に到着、雲の切れ目を縫って下降開始。(ちょっと耳が痛かった)
写真は有名な鳥取砂丘です。



鳥取空港に最終進入。滑走路の先に日本海が見えます。



鳥取空港のレストランで食事をし、今度は岡山に向けて出発準備です。
鳥取の滞在時間は、約1時間でした。



「ようこそ鳥取へ」を右手に見て滑走開始です。パイロットは山村さんです。



うず高く膨らんだ雲を、旋回や上昇で避ける、楽しいフライトでした。



有視界飛行で離陸したものの、岡山上空が雲に覆われていたので、高松アプローチより計器進入の 許可を得てレーダー誘導による精密進入を行って着陸しました。



高松空港周辺の地図。円の中央が滑走路で、右側からアプローチしました。



空港のレストランで「さぬきうどん」をご馳走になり、すぐ出発です。駐機はB777です。



「ようこそさぬきへ」を右に見て誘導路を東向きにタキシグ。操縦は汐先さんです。



瀬戸内大橋です(手前が四国側)。高度約2000ft。



こちらは明石海峡大橋です(先に見えるのは明石側)。この真上をぐるっと一周しました。
この明石海峡航路は、東京湾の浦賀水道、中ノ瀬航路同様、「海上交通安全法」が適用される数少ない海域です。 船舶免許受験の「航法」で出題されますょネ。



神戸まで戻ってきました。朝、八尾空港を離陸してから約5時間を経過しました。



そして神戸上空から約20分後、無事八尾空港に戻ってきました。
フライトログを書いている間、給油してました。

これで、本日のフライトは終了。。。楽しかった。



燃料給油時のアースは排気管から取ってました。