ベネトゥファースト345「ロプノール」の装備

艇の内外をご紹介します。



宴会テーブルです。
通常は両サイドを折りたたみ、トイレやバウへの通路を確保します。中央の蓋を開けるとバーボン等が隠されています。



チャートテーブルです。
長距離航海の場合、自艇位置の割り出し等でナビゲータを配置します。
座って右面、前からオーディオ、船舶無線、配電盤の順です。右下に伸びるのはスポットライトです。



配電盤のアップです。
下のトグルスイッチは後付けです。
標準のシーソースイッチは下を押してONです。英国車みたいですね。



エンジンです。
3気筒水冷ディーゼルエンジンは階段を外すとメンテナンスできます。手前が前方に なります。
バッテリーは2個で、左クォータ下の3つのスイッチで2回路に分離されま す。エンジンoff時は片方のバッテリーを温存し、バッテリー上がりを回避します。



ジブファーラーの巻き取りドラムです。
今回、多分係留中だと思いますが、ジブハリヤードがピークとマストトップの 中間くらいで切れてました。ジブを展開したらスルスルとグルーブを抜けて セール全て落ちてきました。
幸い、マスト内のハリヤードは全部回収できたので、もう一本のジブハリで セット、事無きを得ました。
数年前ですが、ほぼ同じ位置のフォアステーが切れ、その時はジブハリ ヤードで何とか帰港しました。
このトラブルに関して情報をお持ちの方、ご助言いただけませんでしょうか??



コックピット右面のエンジンのメーターパネルです。
左から回転計、スピーカー、各種インジケータランプ、内照SW(トグル)、スタートSW(プッシュON)、 エンジンキー、下に降りて左が燃料計、右がスットプレバー(引くとスットプ)です。



メーターパネル下のギヤレバー、アクセルです。
前に倒すと前進ギヤが入り、倒す角度に比例してアクセルが開きます。
後ろ向きに倒すと、後進です。アクセルも後ろで開です。



キャビン入り口のコンパスです。
ジンバルの様に傾斜(ヒール)も読めます。夜間は内照がきれいです。
隣の黒いのはエンジンルームのベンチレータです。



キャビン上の風向、スピード、ログメーターです。
右計器はマストトップのセンサーの信号で、風向と上り角を表示します。
左計器はトイレ下の水車状センサーの信号で、スピードとログを表示します。 どちらもLCD表示です。上に乗る長いのはバッテリーバックアップ用の太陽電池です。



バックステーテンショナーです。
油圧でバックステーの張りを調整します。マストベントにより、セールカーブ 調整と空力中心を移動します。



前方左のトイレです。
向かって右のレバー(座って左手)を上げ下げすると給排水します。



洗面台とシャワーヘッドです。
トイレと同室で向かい会った位置関係になります。



キッチンです。
左からガスレンジ、冷蔵庫、シンク、調理台です。水栓は右が真水、左が 海水です。左面の窓が見え、その下が宴会ソファーです。