フラットバグ

アメリカ、スティッツ氏のタンデム複座中翼機。


胴体、尾翼は鋼管羽布ばり、主翼は木製「ムク」桁を2本通した、 良くある作りです。(スクータと同様)
面白いのは翼胴結合で、図面では分かり難いですが、実は支柱構造です。
各桁の上面スレスレに1本ずつのピンを植え、コックピット前席の前後に結合します。 飛行支柱は主脚の付根から各桁下面に向かい、やはりピンで結合します。
搭乗で主翼の上を歩く必要があり、一番内側のリブ間だけベニヤをプランクします。また、プランクの下は多くのスティフナで補強されます。