「滑走機」とでも呼ぶのでしょうか。戦争中の滑走路の写真なんかで片 隅に写っていることがある、主翼を極端に短く切られた機体です。離陸 滑走専用の練習機だと思います。

その昔「模型とラジオ」っていう雑誌がありました。編集部の企画だっ たか、滑走機「模ラ号」の連載がありました。もう、夢中になって読み ました。単発単葉の小さな機体は搭乗可能で、確か3舵もありました。主 翼も尾翼も極端に小さいので滑走だけだったのでしょうけど、あれはあ れで結構楽しめたんじゃないかと思います。ラダーあててお尻あげて 走ったりして。

「リネット１」時代に胴体フレームにタイヤだけのがありました。格納 庫の裏に現物があったと思います。(格納庫と格納庫の間だったかな?) 「イーグレット」でも作りました。本番とほぼ同じ作りで、材料だけ肉 の厚いパイプを使用し、アウトリガーみたいにして車輪を両脇に増設し て自走できるようにしてました。
伝導系、プロペラの評価用に作られたものですが、本番機の方が忙しく なって、格納庫の片隅に放置されたままになってしまいました。

「リネット1」時代の動力テスト用のビークル。