堀越二郎先生

雷電、烈風とYS-11と名機を設計したことは有名ですが、やはり 太平洋戦最大の生産数と性能を誇る「ゼロ戦」の設計技師として活躍さ れたことが一番よく知られているかと思います。

自分が日大を卒業する直前に、木村 秀政先生が日大副総長を退任され、 そのころから、有名先生方(堀越、内藤、谷、久世、佐貫、安達、曾根) の講義が無くなってしまいました。
その為、堀越先生、木村先生の講義を受けた最後の世代となってしまい ました。

堀越先生の飛行力学の試験問題を思いだしました。
問題:日本で最初に超々ジュラルミンを主桁(スパー)に採用した航空機 を述べよ。
答えはもちろん「零戦」。
万事がこんな感じで、堀越先生に限らず、どの先生の講義もご自身が設 計に携わった飛行機の自慢話ばかりでした、、、でも、とても楽しい授 業でした。


「零戦」