習志野格納庫2 |
格納庫の利用状況は橋本先生が火元責任者だからかどうかわかりません
が、橋本研(助手:安田さん)は、使い勝手の良い、中央奥の独立した1.
2階を事務スペースに、格納スペースとして小型風洞に平行したおよそ
1/3の面積を確保していました。
橋本先生は几帳面な方で、その占有スペースには鉄の囲いを設け、その
中には木村研のメンバーでさえも入りにくい状況となっていました。
一方、木村研は残る面積を複座グライダー、モーターグライダーN70、人
力飛行機、が共有で使い、その中の僅かの隙間を航空研究会が使わせて
いただきました。
事務・休憩スペースとして左奥の部屋が与えられ、こちらも木村研の共
用ですが実体は人力飛行機が中心で使っていました。こちらも、なし崩
してきに、我々ホームビルト班も利用させていただきました。
格納庫にはお抱えの飛行機大工 富沢軍司さん(通称富さん)がいて、木製 グライダーや人力飛行機の桁(フランジ)の製作をお願いしました。富さ んは奥の右側の部屋か、裏の木工機械の小屋で作業することが多いよう でした。
習志野格納庫内の様子。中央に立つ翼は幻の複座グライダー(NS-72)の中央翼。
モーターグライダー「N-70」のエンジン性能テスト。
「N-70」の風洞実験。
日大お抱えの飛行機大工 富沢軍司さん