パズマニーPL-4

ライアン社の技師であったパズマニー氏設計の全金属製機。
パズマニー氏と言えば例の「PL-1」、「PL-2」が大変有名です。 「PL-1」は朝日新聞社の「飛行機デザイン募集」に応募したあたりから注目を集め始め、 後に台湾空軍に採用されるなど、大変話題になりました。 この、「PL-1」を題材にした日本語版「軽飛行機の設計、製作法」(確かブルーの表紙)は穴が空くほど読み返しましたね。


図面の「PL-4」はスパン8mに満たない大変コンパクトな単座機です。「PL-1」同様、全金属機です。


垂直の上にT字型に配置された水平尾翼は、全動式でエレベータに見えるのはトリムです。 燃料タンクは防火壁と計器の間に位置します。 エンジンはVWで、ベルトで減速しているため、スラストラインはやや高くなります。