日立のラジカセ「パディスコ」の宣伝に使ったハンググライダーです。
飛行機大工の富さん(富沢軍司さん)のポケットマネーで作りました。
小美濃は前部胴体、操縦系統等、金属部分をお手伝いさせていただきました。
大変珍しい写真が出てきました。
「日立パディスコ」のコマーシャル用に試作したロガロタイプのハンググライダーです。
搭乗付近の構造は、グライダー「三田3改」設計の萩原さん、岡山の頓所さん、米国ボルマージャンセン
の影響を受けています。現在は三角バー1本で機能的でとてもスッキリした構造ですね。
過渡期はこんなものでしょうか。
着陸後、放り出されたのは小美濃です。
結局この機体は、宣伝効果としてのインパクト不足から不採用。
コマーシャルには上の写真の複葉固定翼が使われました。