シングルボタン式全盛の頃のK.Oの製品です。K.Oは軽量グローエンジンやディーゼルエン
ジン、エスケープメント等を主力商品としてました。
ボタン打ちは普通、「ー」で右旋回、「・ー」で左旋回、「・・・」でエンコンの
ハイ、スローを交互といった操作方法でした。
このコントロールボックスは、シングルボタン式送信機のマイクロスイッチの穴に取
り付ける様になってます。スティックを右に倒すと「ー」、左で「・ー」、上で
「・・ー」、下で「・・・ー」それに右下のボタンで「・」信号(エンコン用)が出ま
す。「・・ー」、「・・・ー」はそれぞれアップ用、ダウン用です。
この複雑な信号を電子部品を一切使わず、バネとエスケープ(時計の同期とる仕掛け)と電極ブラシだ
けで実現しています。