川島町の飛行会'98.5.31


風の強い一日でした。風待ちの間、もっぱら井戸端会議です。
「ラットレース」「世界選手権」のネタで話が盛り上がりました。



なんと1/2Aスタント機です。
高野さんがKMA大会で入手しました。
大阪の久留島さんの作で、「ジェネシス45」を自作縮小されたそうです。搭載エンジンはCOX049か051のTDです。
仕上げは大変素晴らしく、写真だけ見ると大型曲技機と見違えてしまいます。

モデルになった「ジェネシス」は1974年の世界選手権に出場したアメリカF2Bチーム3人の内の1人のG.Schaf fer選手(6位入賞)の作。その後、1976年にボブ・ハントがジェネシス45を作り、世界チャンピオンになりました。 (以上、高野さんから情報いただきました)
高野さんの飛行の様子は後日報告します。楽しみですね。



大場さんの自作機です。MHIさんのMNT大会優勝機 profile 19機を参考にされたそうです。
搭載エンジンはOS20FPで、胴体を4cm程つめてスタント性能が向上しました。
ご本人に取材させていただいた内容の一部を転載します。
「ウクライナ式の巨大キャノピーがはやっ ていますが、この飛行機のキャノピーも大きくしてあります。目的は二つあっ て、一つは胴体の補強です。主翼が取り付けてある部分は胴体に穴が空いてい る分弱くなっているので、主翼の最大厚の部分と機首補強のベニヤにかけて取 り付けてあります。もう一つの目的は、背面着陸時のニードルバルブやプロペ ラの保護です。どちらもクラッシュテストで耐久性実証済みです。よく飛ぶよ うに工夫しているのですが、なかなか思ったようになりません。」