サン・ディエゴからお客様'99.8.3-5(99.8.6)

'94、サン・ディエゴを出港した「メッセンジャー号」はメキシコ、 フランス領ポリネシア、アメリカ領サモア、西サモア、キリバティ、ミクロネシア連邦 、グアムを立ち寄り、
'96、那覇に到着。南西諸島、伊江島。伊平屋、奄美大島、中野、屋久島、 九州は別府、四国は八幡浜、そして現在、南伊豆下田港に寄港中。
乗員は「ジョン・ジェンクス」、奥さんの「リスティン」娘さんの「アンバー」 の3名です。
近々西海岸に向けて出港するとかで、準備に急がしそうでした。
(苦手な英語でここまで何とか聞き出しました)



全長43フィート排水量12tの「メッセンジャー号」です。
写真はメキシコ沖です。



下田港に係留する「メッセンジャー号」、住んでいた家屋と所有してた小型ボートと交換で入手したそうです。



船籍は、サンディエゴ、CA(カルフォルニア)、USAです。
船尾の仕掛けは「ウインドベーン」と呼ばれる、自動操舵装置です。



その「ウインドベーン」を横から見ました。
上部のU字型には風見が装着され、縦のマストには翼弦の狭いラダーが取りつけられます。 風見とラダーは互いに逆向きにリンクされ、たとえば外乱で艇の向きが変わった時、艇に対する風見が偏向し、リンクされたラダーが逆向きに作用し元のコースの戻る仕掛けです。
「ウインドベーン」は風向きに対して艇の向きを一定にする仕組みですので、風が変わった場合はその分艇の向きも変わってしまいます。



「ジョン・ジェンクス」一家です。奥さんは「リスティン」。後ろの娘さんは「アンバー」と「ジェシカ」、
向かって右の姉「ジェシカ」は大学生活が忙しく乗船してませんでした。



愛艇「ロプノール」です。左が長女、右が長男。その先に「メッセンジャー号」が見えます。



(付録)
長男が磯で取ってきたカニ。いつものと色違いです。。