混合2スト22ccの自転車搭載バイクエンジンです。
1980年頃に米国から個人輸入したものを、物置の奥から引っぱり出しました。
ナンバー取得には搭載自転車とセットで登録申請の必要があります。
予定自転車が組立車であった関係で、フレームに独自の製品型番を刻印し、その複写を持って申請しました。
書類不備もあって何度も区役所参りをし、最後は担当が折れてくれてナンバー取得に成功しました。
苦労して取得したナンバーです。いまでも税金だけは払い続け、ナンバー権利を保持しています。
押しかけ始動と、信号待ち等のアイドル停止を実現するために、遠心クラッチとタイヤ側からのワンウエイクラッチ機能
を合体したような駆動メカが組み込まれています。
FF(フロントエンジンフロント駆動)仕様ですが、ハンドリング改善のためRRに改造しようかと考えています。
左が進行方向です。
手前の「つぶれた三角おむすび」状はエアクリーナーです。
その陰になりますが、スライド式キャブがあります。上向きに伸びているのはスロットルワイヤーです。
先端の黒いドラム状はゴムで成形され、自転車のタイヤに上から接触させ回転力を伝えます。
右から見ました。
フィンが刻まれた部分はマフラーです。真下に排気管が延びますが、その先に第二マフラーが付きます。
正面から見ました。
クランク軸は前後方向になります。シリンダーには強制空冷用の誘導カバーが被さります。
下から覗きました。
後ろのクリーム色にはダイナモと強制空冷のファンが仕込まれます。
クランクケース下位置には燃料ポンプが見えます。
燃料タンクです。
進行方向左側に配置します。サイドには50:1の混合ガソリンを指定したシールが貼ってあります。
エンジン搭載用自転車です。(素材入手で手作り)
アマンダスポーツの千葉さんのデザインを真似させていただきました。(ご本人了解済み)
真鍮ロウは使わず、銀ロウを回しました。
写真は丸タイヤを外してます。